
情報を「つなぐ」から、地域で「活かす」へ。
医療DXや全国医療情報プラットフォームの整備が進む一方、地域には、健康・医療・福祉の現場や行政、健康づくり、生活支援などを通じて、地域の実情を映す多様な情報が蓄積されています。これから問われるのは、国のプラットフォームの情報に加えて、こうした地域のさまざまなデータを活用し、地域課題の解決や支援の質の向上にどう結び付けていくかです。
地域包括ケアは、その理念や必要性が広く共有されてきました。一方で、地域によって課題や保有する資源が異なるなか、具体的な仕組みとして十分に実装されているとはいえません。地域の課題と資源を医療情報に基づいて把握し、必要な支援や連携を設計するとともに、その成果を評価・改善していくことが求められています。
協議会は「連携」から「社会実装」へ
こうした環境変化を踏まえ、「地域医療福祉情報連携協議会」は、これまで培ってきた地域医療連携の知見とネットワークを継承・発展させ、新たに「医療福祉情報連携 社会実装推進協議会(仮称)」として再編します。
目指すのは、情報連携の仕組みをつくることや、医療情報を活用すること自体ではありません。地域の多様な医療情報に基づいて課題と資源を捉え、健康・医療・福祉をはじめとする地域の関係者が連携し、地域包括ケアを課題解決につながる実効性のある仕組みとして社会実装することです。医療情報は、そのための重要な手段となります。名称変更は、協議会が目指す役割をあらためて明確にするための第一歩です。
第1回シンポジウムで考えること
新たな活動のキックオフとなる本シンポジウムでは、厚生労働省、大学、企業の第一線で活躍する講師を迎え、国の医療DX政策、これからの地域包括ケア、地域における医療情報活用などの視点から、地域包括ケアを実効性のある仕組みとして社会実装するための道筋を考えます。さらに、パネルディスカッションを通じて、地域課題の解決に向けて、それぞれの主体に期待される役割や連携のあり方を掘り下げます。
- 国の医療DXと全国医療情報プラットフォームの整備が、地域包括ケアの実践にどのような可能性をもたらすのか
- 経済格差や生活支援も含め、地域の実情に即した地域包括ケアをどのように構想するか
- 地域の多様な医療情報を活用し、地域包括ケアを持続可能で実効性のある仕組みとして社会実装するために、何が必要か
すでに地域連携に取り組んでいる方はもちろん、医療情報活用や地域包括ケアの具体化に課題を感じている方、今後の事業や研究の方向性を考えたい方にも、新たな視点と接点を持ち帰っていただける機会です。立場や領域を越えて、ともに次の一歩を考える場として、ぜひご参加ください。
開催概要
| テーマ | 健康・医療・福祉情報連携システムの社会実装による地域包括ケアの充実化 ~健康・医療・福祉情報の社会実装を推進するために必要なポイントとは~ |
| 開催日時 | 2026年9月15日(火)15:30~18:15(18:15~19:00 懇親会) |
| 開催形式 | ハイブリッド開催(現地+オンライン) |
| 現地会場 | 株式会社シード・プランニング 本社1階 シードライブラリー 東京都文京区湯島3-19-11湯島ファーストビル |
| オンライン | ZOOMウェビナー(同時配信) |
| 参加費 | 無料(会員)/5,000円(非会員) |
| 対象 | 医療・介護・福祉の従事者、企業、行政、研究機関など |
参加には事前登録が必要です。上記の申込フォームからお申し込みください。
プログラム詳細

お問い合わせ先
地域医療福祉情報連携協議会 事務局(株式会社シード・プランニング)高橋・畑仲
E-mail:info@hwiiic.jp